院長コラム2018年11月

久しぶりの投稿になります。 もう半年ほど前になりますが、所属する日本顎関節学会の学術講演会「顎関節症インタラクティブコース」が岡山大学で行われ、受講して来ました。 1986年に大学を卒業して最初に専攻したのが口腔外科だったので当時から顎関節症の勉強をしていて、まだ学会が出来る前の日本顎関節研究会の頃から学術大会には参加していました。学会になってからすぐに会員になったので、もう30年くらいになります。 岡山に帰ってきてからはなかなか学術大会には時間的に出席できなかったのですが、今回は最新の顎関節症の診査・診断法や症例分析、標準的な治療法を学ぶことができる講習会方式で、日曜日しかも地元岡山で行われたのですぐに出席を申込みました。 顎関節症に対する考え方は時代とともに変化しており、新人時代に勉強したものとは大きく変わった部分もあって改めて大変な勉強になりました。 当院でもスプリント(マウスピースのような装置)を使用した保存的な治療を行っております。口が開きづらい、顎を動かすと痛みがある、といった症状のある方は一度ご相談ください。